情報システムデータ保守積算基準データの改定・保守

積算基準データの改定・保守

地方自治体などの発注機関をはじめ、民間企業でも広く普及している「公共工事積算システム」。
そして、そのシステムに欠かせない「積算基準データ」。
ここでは、あまり知られていない業界ではありますが、情報企画部の主な事業となっている積算基準データの改定・保守サービスについてご説明いたします。

基礎的な用語

 積算とは?
積算とは、簡単に言うと工事金額の見積りをすることです。
例えば、道路を造る場合、土を掘って、砕石を敷いて、アスファルトを舗装して・・・
とさまざまな作業がありますが、このひとつひとつの作業には、国が定めた「積算基準」が存在します。
土は固いのかやわらかいのか、アスファルトの厚さは何cmなのか等によって、その作業に必要な職種と人数、必要な機械と運転時間、材料費が決められています。(これらを歩掛(ぶがかり)といいます。)
これら歩掛を用い、作業ごとに金額を積み上げていくことによって、その工事全体の金額を算出することが積算です。
 積算の重要性

積算で求められた金額は、公共工事の発注機関(国、地方自治体など)にとっては「予定価格」の決定に、受注者(請負業者)にとっては「入札額」の決定に使用されます。(右図参照)
したがって、違算(積算過程の誤りにより算出金額に誤差が生じること)があると、受発注者に多大な損害を与えることになります。

「公共工事積算システム」とは
現在、国や多くの地方自治体では、「公共工事積算システム」を導入して積算業務を行っています。「公共工事積算システム」は、前述した積算処理の全てが自動化されており、積算者は作業選択と施工条件の入力を繰り返すことで、適切な歩掛、資材単価、機械損料が積み上がり、工事価格を算出することができます。
「積算基準データ」とは
「公共工事積算システム」では、歩掛、機械損料、資材単価などの情報は、「公共工事積算システム」の本体プログラム(積み上げ計算処理や帳票作成処理)とは切り離されており、これらの情報を総称して「積算基準データ」と呼びます。

「公共工事積算システム」と「積算基準データ」の改定・保守

現在、国や地方自治体において公共工事の発注時に利用される予定価格を積算するための「公共工事積算システム」は、さまざまなベンダーより販売・提供されています。そして、その「公共工事積算システム」上で利用される「積算基準データ」は、システムごとに異なるデータ形式(データベース)で運用されています。
また、国が公表する「積算基準」が工法の進歩、作業機械や材料の進化等に伴い改定されると、それらを反映するため「積算基準データ」も改定を行う必要があります。弊社では、これまでさまざまなベンダーの「公共工事積算システム」で運用される「積算基準データ」の改定・保守に長く携わって参りました。

携わってきた改定工種例

土木工事(共通、道路、河川)
下水道(管路、推進、シールド)
業務委託(測量、地質調査、設計)
建築
港湾
上水道
公園等

実際の作業
  1. 「積算基準」の改定箇所の精査
    新旧の積算基準の比較を行い、前年度からの変更箇所や変更内容を把握する。

  2. 「積算基準データ」への影響調査
    積算基準の変更箇所から、積算基準データへの影響を調査する

  3. 「積算基準データ」の作成・修正
    積算基準改定の影響がある積算基準データに変更を加える。

  4. 「積算基準データ」の内容の確認
    積算基準データに加えた変更が正しいかの確認を行う。また、同時に積算基準データ間の整合性や参照関係に誤りがないかの確認を行う。

  5. 「公共工事積算システム」に取り込んでの動作検証
    公共工事積算システム(テスト環境)に、変更を加えた積算基準データを取り込んで、実際に積算を行い、正しく積算できるかの確認を行う。

  6. 「積算基準データ」の変更履歴管理
    データの世代管理や変更内容等を管理表に整理する。

弊社のこれまで培ってきた経験と知識をもとにこれらの作業を行い、正確で品質の高い
「積算基準データ」を日々提供しております。

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